ってないですか?
特に歩き始めや言葉の出方が
ついつい気になってしまうママも多いと思います。
子どもの成長には個人差が付きものです。
1人ひとり顔が違うように性格だって
、育ち方だって差があるのは当たり前の事です。
1才半健診で言葉の発達について
指摘されて心配になってしまったママもいると思います。
ここでは子どもの言葉を獲得する過程と、
1才半頃の言葉の出方についてお話します。
●言葉が出始めるタイミングは?
子どもが言葉を獲得していく仕組みをよくコップに例えて説明されますがご存知ですか?
子どもの脳の中には様々な経験を通して
理解した単語をためるコップがあります。
コップに水がたまるのと自然に溢れ出して行くように、
コップに理解出来た単語がいっぱいになると
「言葉」として外に溢れ出してきます。
子ども1人ひとりに個性があるように、
コップの大きさや形もそれぞれです。
コップが
小さい子は理解出来た単語が少ないうちからでも
言葉が溢れ始めます。
逆にコップの大きい子は
理解出来た単語がたまるのに時間はかかりますが、
いっぱいになった途端一気に溢れ出してきます。
よってコップの大きさによって
言葉の出始める時期に差が生じるのです。
●言葉の第一関門!1才半健診!
1才半健診で言葉やコミュニケーション能力の遅れを指摘されて心配になった…
というママ達の話をよく耳にします。
1才半健診では身体の発達に加え、
情緒やコミュニケーションの部分での発達状況について
以下のポイントがチェックされています。
・身の周りの声や音に反応しているか。
・身振りや簡単な言葉を真似しようとするか。
・泣く、怒る以外の穏やかな精神状態の時に発声があるか。
・動きや発声など
いくつかのコミュニケーション手段を持っているか。
・身振りや簡単な言葉を真似しようとするか。
・泣く、怒る以外の穏やかな精神状態の時に発声があるか。
・動きや発声など
いくつかのコミュニケーション手段を持っているか。
いくつかの項目に不安点があると
遅れを指摘されてしまうこともあるようです。
私の体験談
でも、体型など明らかに数値として出てくることについてははっきりわかりますが、
言葉とか情緒の問題って
ものの数分で子どもの何がわかるの?
と思ってしまいません?
現に私の娘がそうでした。
普段の生活の中では言葉まではいかなくても、
家族には理解出来る発語が見られていました。
でも、恥ずかしがり屋で人見知りのある娘は
1才半健診の時も私にべったりで
計測するのがやっとという感じでした。
その時のコミュニケーション検査は
みんなで遊んでいる状態を見たり、
個々に保健師さんと話をするといった感じでした。
もちろん娘は私から離れません。
保健師さんの言葉も耳に入ってきません。
そんな状態だったので保健師に
「お子さんは情緒に問題があるかもしれません。
様子を見て療育相談を受けてください。」と言われショック
でした。
保育園にも慣れてきて
担任の先生には仲良く遊べるようになってきたと聞いていたし、
家では発達に問題があるなんて思ってもいませんでした。
だからこそこの数分で娘の評価を受けたことが
悲しくてたまりませんでした。
この体験から思うこと
同じような経験をされたママもいると思います。担当に当たった保健師さんによって
異なる部分も多いと思いますが、
ママにとってこうした一言が
大きなダメージになることを身をもって感じました。
保育園の先生にも相談しながら様子を見て、
その後療育相談のお世話になることはありませんでした。
他の子に比べて言葉が遅い…単語が出ない…
と心配するママも多いでしょうが
焦らず様子を見て行きましょう。
他人の言葉に惑わされたり
不安になることもあるかもしれません。
でも子どもの育ちを一番近くで見ているのはママです。
不安な時はひとりで抱え込まずに頼れる人に相談
してみましょう。
この時期の子どもの成長はには
様々な部分で個人差があることを忘れないで下さいね。
●1才半の言葉の目安は?
この時期になると「あぁぁぁ」「うぅぅ」などの喃語から
徐々に言葉らしく変化していきます。
「ママ」「パパ」「わんわん」「ブーブー」など
身近な存在や興味を持ったものに対して
言葉と物とのつながりがはっきりしてきます。
それにより存在を理解し、
明確な言葉として表れ始めます。
「くるま→ま」「でんしゃ→しゃ」「あんぱんまん→ぱんまん」など、
単語の一部分だけを発する場合もあります。
単語の獲得数は子どもによって様々です。
他の子と比べてしまいたくなりますが、
わが子の様子をよく見てあげましょう。
観察すべきポイント
発語がなくても以下のような反応があれば心配いりません。
言葉のコップかわきっと大きくて
溢れ出すのに時間がかかっているのでしょう。
・呼びかけに反応して振り向いたり、
手を挙げるなどの動作が見られる。
・「○○とって」「○○のところまで行って」
などの言葉に応じて動ける。
手を挙げるなどの動作が見られる。
・「○○とって」「○○のところまで行って」
などの言葉に応じて動ける。
以下のような状態の時には少し気をつけてあげましょう。
・喃語のような発音がない。
・親や兄弟などに対しても
遊んで欲しいという素振りを見せない。
・音がしても反応しない。
・周りからの指示が伝わない様子がある。
・親や兄弟などに対しても
遊んで欲しいという素振りを見せない。
・音がしても反応しない。
・周りからの指示が伝わない様子がある。
もしかしたら聴覚に問題があるかもしれません。
聴覚と発語は密接な関係にあるため、
聴覚の問題によって発語が遅れている可能性があります。
日々の生活から気をつけて見てあげてください。
●まとめ
言葉の発達にはかなり個人差あるものです。周りの環境や1人ひとりの性格を考えたら
一概に「この時期にここまで!」というような決まりなんて
できるわけがかないんです。
子どもの発育は十人十色!
同じ子なんていませんよ。
早い時期から話し出す子や、
ずっと内にためていて何かの拍子に一気に溢れ出して来る子など
本当に様々です。
発達段階はあくまで目安です。
育児書を読んで不安になるよりも、
目の前にいるお子さんに目を向けて上げてください。
笑って泣いて、
元気に怒っている姿があれば健康な証拠です。
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