エッジボイスの出し方と練習方法&簡単にできる2つのコツ

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「エッジボイス」とは、
声帯を閉じた状態で発声する方法
です。

このエッジボイスをすることで、
   無理なく高い声が出せるようになる。
   響く声が出せる
   雑音をなくせる
   リラックスした状態で声を出すことができる。
などの利点がありますが、
間違ったやり方をしてしまうと
喉を痛めてしまう恐れがあります。


本来は、
赤ちゃんの泣き声、笑い声が原型で、
もともとは誰もが持っている声です。


最初に動画で
エッジボイスをされているのを観た時は
びっくりしました。

まるでホラー!?何か間違えた?
と思いました。

どの動画をみても
なんだか怖いあの映画のような声を出しています。
なにこれ?
こわーい!!


さて、
エッジボイスのやり方やコツ
まとめて紹介します。

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●エッジボイスの出し方

利点はわかりましたが、
本当にこれで高い声が出たり、雑音がなくなる?

雑音そのものにも聞こえますけど…
にわかには信じられないかもしれませんね。



「声帯の閉鎖」がポイント
です。

声帯の閉鎖ができていないと
息漏れした声になってしまいます。


普段声を出す時に
声帯が閉まってるとか隙間があるとか…

普通の人は意識したことないですよね。



エッジボイスのメリット

どうしても高い声はかすれる
という人に
このエッジボイスをオススメです。


かすれてしまう声
つまり、声帯閉鎖が
ちゃんとできてなかった人が、

このエッジボイスをすることにより、
声帯を鍛えて、
ちゃんと閉鎖できるようになれる!

つまり、
高い声になっても、
かすれない声を出せる
というわけですね。


どうすればその
こわーい声のエッジボイスができるか…
説明します。



①声帯を閉める

とりあえず口を開けて「あ」の口

息を止めて、
ゆっくり「あっ、あっ、あっ…」

でも…
これはエッジボイスではないですよ。まだ…



②息を吸いながら声を出す

そして
最初は息を吸いながら
声を出して
みてください。

え!と思われたでしょうか。
息を吸いながらでも声って出るんです。

しかも、
吸いながら声を出そうとすると
腹筋を使います。



基本的に息を吸うときは
声帯が開いた状態です。

声を出そうとすると声帯が閉じます。


意識して閉める感じにします。
開くと良い声もでますけど…
閉めると、こわーい声になっていきます。


でもまだエッジボイスではないですよね?

こわーい声になりましたか?
そのまま息を吐いて続けます。


いきなり吐いてではできなかったのですが、
多くの場合
最初に吸いながら声を出せば、
そのままいつの間にか出せます。


出す、といっても
ほとんど息を止めている感じです。



③母音を発声してみよう

こわーい声が出るようになって、
声帯閉鎖が感覚的にわかったら、
その音で、母音を
「あえいうえおあお」とか発声してみてください。


私の場合、
しばらく休むと、いきなりこわーい声が
また出なくなりました。

最初の「あ」だけ吸いながら、
あとは吐きながら出すとできました。



声帯閉鎖がきちんとできれば、
息漏れのない響く声が出せます。

リラックスしないと
エッジボイスにはならないってことです。


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私の体験談

私の場合は、何度かするうちに
いきなりこわーい声が
出せるようになってきました。

一瞬でも吸いながら声を出して
すぐ吐くようにできました。

すぐに出せない、という人は
まだ声帯閉鎖の感覚がつかめていない
です。


喉は開けて、
奥の方にある声帯からは
無駄な息を漏らさない!って感じです。

それにしても、自分でやってても怖いですよ(笑)
そこは覚悟(?)してください。


真剣なんですけど、
周りに誰かがいたら練習できませんね。

私の場合
子どもの前でしたら、笑われてしまいました(笑)

ふざけてるとしか聞こえないようです。




●エッジボイスのコツと応用

まずはコツを話します。


休みながらやる

さっきも少し休むと、
やり方が分からなくなるリスクはありますが、

なるべくマスターするまでは、
喉の奥を閉める感覚を取り戻しつつ、
最初は吸いながら声を出すようにすれば
出せるようになります。



基本ができるまではコンをつめないで、
休みながらしたほうが、
くり返しやり方を思い出すことができ、

すぐに出せるようになってきます。


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応用:歌の前にやってみよう

応用で、
このエッジボイスを歌にも使っている方がいます。


歌のはじめに
この声を少しだけ出してから普通に歌う。


そうすると、
より高音が綺麗に出る人もいます。

ぜひエッジボイスができるようになったら
一度チャレンジしてみて欲しいです。




●まとめ

ボイストレーニングの「エッジボイス」
 高い声が出せる
 雑音が無くなる

などの利点があり、知る人ぞ知る技です。


はじめて聞いた人は
びっくりすると思いますが、
歌とは違いまるでホラーの効果音のような声?
って感じの声が出ます。

声帯の閉鎖ができるようになる
トレーニングなのです。


息を吸いながら「あ、あ、」
喉の奥を閉めるように「あー」
息を漏らさないように「あー」
吸ってた息を出しながら「あー…」


こわーい声が出るようになるまでは、
少しかかります。

でも多くの場合
何度もやるうちに出せるようになります。


声帯の閉鎖がコントロールできることで、
かすれてしまう高い音などもきれいに響かせて
歌うことができるようになるというわけですね。


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カテゴリ:コーラス  [コメント:2]

コメントは2件です

  1. […] 声帯を閉鎖させること(エッジボイス) が大事で、 (参考記事:エッジボイスの出し方と練習方法&簡単にできる2つのコツ) 私はコーラスの経験はあるのですが、 […]

  2. […] 私は長年コーラスをしていましたが、 エッジボイスができるようになった後、 裏声を試みると なんと今まで高い「ファ」の音できつかったのが、 「ソ」まで出るようになりました。 いえいえ「ソ」といっても隣の「ソ」ではなく、 高い「ふぁ」から 「ソラシドレミファソ」の「ソ」まで出たのです。 (つまり 1オクターブ以上音域が上がった) びっくりでしょ!! その時はまだ、 エッジボイスの基本ができて間もなかったのですが、 オクターブ以上、高音域が出るようになるなんて うれしくてあちこちで歌いたくなりました。 これは、 ちゃんと声帯閉鎖ができた結果です。 声帯閉鎖は、身体はリラックスして、 声帯を閉めて、 息の量を最小限に使って声を出すやり方。 高い音が出る!といわれています。 が、実際のその練習方法 (エッジボイス)は、まるでホラーでした。 こんなのでほんとに 高い音が出せるようになるのかな? と半信半疑だった私でしたが、 これほどとは恐れ入りました。 まだ、声帯閉鎖ができない、分からないという方は エッジボイスからやってみてください。 (参考記事:エッジボイスの出し方と練習方法&簡単にできる2つのコツ) […]

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