カラオケの採点で出てくる技のひとつで、
音を下からしゃくりあげることです。
他にもいろんな技がありますが、
こぶしもそのひとつですね。
言葉ではなんだか演歌?
って感じがしますが、
これらの技で、
どんなジャンルの曲も上達し、
カラオケでも高得点になる要素でもあります。
かっこよく、さりげなく
しゃくりを入れて歌ってみたいですね。
こぶしとしゃくりの違いなど、
解説していきます。
●しゃくりとはこういうもの
言葉だけで説明するのは難しいですが、例えば、「ふるさと」
うさぎ おいし かのやま
ドドド レーミレ ミミファソー
ですね。コーラスで歌うとピアノで弾いたままの音で歌います。ドドド レーミレ ミミファソー
しゃくりを使うと
ドドド ドレーミレ ミミファファソー
言葉はひとつ(うさぎおいし かのやま)ですが、
音を「レ」と行くまでに下から
「ドレー」としゃくりあげる感じです。
メロディーの音に入る前に、
少し低い音から上がって合わせます。
自然になめらかな感じになったと思います。
もっとしゃくると、
この曲、言葉ひとつひとつをしゃくって歌うこともできます。
さすがに全部はやりすぎですが…
言葉では、
うぅさぁぎぃ おぉーいぃしぃ かぁのぉやぁまぁ
という風にひとつの言葉に母音をつけて、
母音でメロディーの音になる感じです。
ふたつの音ですが、
あまりゆっくりするとしゃくりの判定ではなく、
音が下がった(外れた)判定になってしまうので、
素早くしゃくりあげることが大事になります。
こぶしとの違い
こぶしは、演歌?と思いがちですが、他のジャンルの曲でも
こぶしを入れることがあります。
瞬間的に音を上下させ、
音にインパクトを出すことができます。
しゃくりは
下からその音に上がってくる感じですが、
こぶしは
上の音と下の音に揺れて元の音に戻る
感じです。
しゃくりの方が
比較的簡単にできます。
しゃくりは
意識しなくても自然にできている人も多いです。
●しゃくりのメリット
先ほどの「ふるさと」では、普通に歌うと童謡をコーラスで歌っている感じに聞こえます。
しゃくりをひとつかふたつ入れると、
ちょっとかっこよくなります。
歌手の方が、
この歌を自分らしくかっこよく歌っている
イメージがあります。
普通に歌うより、少し変化させた、
より自分らしい歌い方ができるわけです。
カラオケの高得点に必要
カラオケではこのしゃくりを加点判定されるので、
高得点をねらえます。
一般的にしゃくりは
30回以上で加点されます。
総合点からの割合もあって、
加点で音程や、他のテクニックなどを
補えるわけではないです。
もちろん、さまざまな曲が
それぞれの歌手の方の自分らしい歌い方、
テクニックで表現されています。
そのまま真似をしても、
いろんなテクニックが出てくると思います。
逆に
しゃくりのある曲を
しゃくりなしで歌う方が難しいかもしれません。
ですから、
意識してたくさんしゃくりをしなくても
自然に自分らしく歌えば
しゃくりもできているのが普通ですね。
●まとめ
カラオケの技のひとつ「しゃくり」。
こぶしのような歌のテクニックです。
音を下からしゃくりあげること。
こぶしは上と下に音を揺らすこと。
このような技を入れることで、
どんなジャンルの曲もかっこよくなり、
少し変化させることで、
自分らしさを出すこともできます。
また、カラオケの点数を増やす
ことにもつながります。
しゃくりは言葉を
「ふぅるぅさぁとぉ」という風に
メロディーより少し低い音から
母音でメロディーに合わせる感じです。
プロの歌手もしゃくりを使って
かっこよく歌っています。
真似をすることで
自然にしゃくりをしている方も多いと思います。
コメントフォーム