中耳炎、子どもの症状で出やすいことと、自宅で出来る3つの対処法

  • はてなブックマーク
  • 人気ブログランキング
子どもの病気でけっこう多いのが
「中耳炎」

風邪をきっかけに
鼻や喉に付着したウイルスかわ耳の奥まで侵入して
鼓膜の内側に膿が溜まってしまう病気です。


乳幼児は大人に比べて耳管が短いので、
構造上中耳炎になりやすいのです。

熱屋痛みを伴うので子どもにとっては辛い病気ですね。
それを看ているママやパパも辛いですね。


中耳炎で起こる症状や対処法を理解して
少しでも早くお子さんを苦痛から救ってあげましょう。

スポンサードリンク


〇中耳炎の症状は??


・耳に強い痛み
・耳だれ
・夜泣き
・耳をおさえるような仕草
・発熱
乳児など言葉で痛みを訴えられない場合は、
お子さんの様子をよく見てあげましょう。

熱があって耳を気にしたり、
耳を触ると火がついたように泣き出したりする場合は
中耳炎の可能性があります。


念のため耳鼻科に受診してみましょう。


中耳炎は一度かかると繰り返しなりやすい病気なので、
既往歴がある場合には特に注意してあげましょう。




〇中耳炎の治療方法


①痛みをとってあげましょう。

子どもにとって1番辛い「痛み」を
まずは取り除いてあげましょう。

痛みのピークは1~2日間くらいです。


上手に痛み止めを使って
痛みを和らげてあげましょう。

症状が軽い場合には
痛み止めだけで様子を見ていく場合もあります。



②抗生物質の内服

症状が重い場合には
抗生物質を内服して菌をやっつけます。

近年、
抗生物質が効かない耐性菌かわ増えてきていて、
もし抗生物質を内服しても全然症状が変わらない場合は
サイド受診しましょう。



③鼓膜切開術

抗生物質を内服しても症状が改善されず、
中耳に膿や浸出液が溜まってしまっている場合は
鼓膜を切開して中に溜まっているものを出します。

鼓膜を切開した後は、
自然と穴が塞がるので
耳の聞こえが悪くなるなどの心配はありません。


スポンサードリンク


〇自宅で出来る対処法

夜間や休日などすぐに病院に行けない時は、
少しでも症状を緩和させられるように
対処法を覚えておくと良いでしょう。


①痛みを緩和させる。

耳の下や後ろの方を冷やしてあげる
痛みが和らぎます。

冷やしたタオルや保冷剤などを
優しく当てて様子をみましょう。



②耳だれの処置。

中耳に膿が溜まると
自然と鼓膜に穴があいて膿が出てくることがあります。

耳の周りに付いた耳だれは
優しく拭き取ってあげましょう。


耳の中にある膿はそのままにしておきます。

無理に拭き取ろうとすると耳を傷つけたり、
さらにばい菌が入ってしまうことがあるので
病院できれいにしてもらいましょう。


③鼻水を吸う。

鼻が詰まっていると
どんどん耳管にウイルスが侵入してしまうので
こまめに鼻をかむようにしましょう。

耳が痛いと
自分ではかむことができない場合があります。

そんな時は
ママやパパが優しく片方ずつ吸ってあげましょう。

市販の吸引機を使うのも良いでしょう。


それでも取り切れない場合は
耳鼻科に行って吸引してもらうことをおすすめします。




〇まとめ

中耳炎は熱と痛みを伴うため
子どもにとってはかなり辛い症状です。

中耳炎になる前に防げれば良いですが、
それもなかなか難しいことですので、
対処法を理解してお子さんの辛さを取り除いてあげてください。


スポンサードリンク


  • はてなブックマーク
  • 人気ブログランキング

コメントフォーム

名前

メールアドレス

URL

コメント

トラックバックURL: 

ページの先頭へ