良いことがいっぱいの腹式呼吸。
どんな練習を、どのくらいすればいいのでしょうか。
20代で、コーラスに出会い、声にも歌にもそして、人前で話すことにも
自信を持てるようになった私の経験から、私なりの考えで
継続できる練習方法などを紹介させていただきます。
●どんな練習をすれば良いのか
腹式呼吸の基本は、最初だけ難しいと思います。・まず、身体の中の息を全部吐き切ること。
・その時お腹に力を入れて、お腹で絞り出すように吐いて、少し止める。
胸や肩があまり動かないように、お腹で息をする気持ちです。
お腹に力を入れたり緩めたりして、息をコントロールします。
・これを何度もくりかえして、身体はリラックスでき、
呼吸が苦しくなければ続けて、息(声)を細く長く出します。
・その時お腹に力を入れて、お腹で絞り出すように吐いて、少し止める。
胸や肩があまり動かないように、お腹で息をする気持ちです。
お腹に力を入れたり緩めたりして、息をコントロールします。
・これを何度もくりかえして、身体はリラックスでき、
呼吸が苦しくなければ続けて、息(声)を細く長く出します。
この、腹式呼吸の基本ができていれば、次からは最初の息を整える時間が
それほどかからず、次のステップに進めると思います。
発声練習
歌を歌う場合は、いろいろな発声練習があります。・息を細く長く出したときと同じように、声に出します。
・8拍のリズムで7拍まで出して8拍目で吸う、
これを繰り返したり、伸ばしている間に、切った音にしたり、
「あ・あ・あ・あ・あ―――」(例)
音を動かしてドミソミド♪の音で
「あーーーー―――」(例)
半音上げて、半音上げて、上がりきったら半音下げて行きます。
・そして、言葉をきれいに表現するために
「あえいうえおあお…」などの発声練習も、
口の周りの筋肉をよく動かしてやわらかくして、
ハッキリ言葉を発音することができるようになります。
・8拍のリズムで7拍まで出して8拍目で吸う、
これを繰り返したり、伸ばしている間に、切った音にしたり、
「あ・あ・あ・あ・あ―――」(例)
音を動かしてドミソミド♪の音で
「あーーーー―――」(例)
半音上げて、半音上げて、上がりきったら半音下げて行きます。
・そして、言葉をきれいに表現するために
「あえいうえおあお…」などの発声練習も、
口の周りの筋肉をよく動かしてやわらかくして、
ハッキリ言葉を発音することができるようになります。
これくらいの発声練習をしてから、歌を練習すると
良い声が出て、強弱などの表現もでき、
歌っていて疲れずに気持ちよく練習できます。
リラックスしてやろう
常に声を出す時は、腹式呼吸が基本です。歌の練習の途中で、
腹式呼吸ができていない、息が苦しい、頭がくらくらする。
など、出てきた場合は、無理をせず、少し休んだり、基本の呼吸をやり直したりして、
リラックスした腹式呼吸で練習するようにしてください。
腹式呼吸で大事なことは、リラックスできることと言えます。
息を深く、整えることで、体や心もコントロールでき、
集中力や自信なども付くと言われています。
●どのくらいの頻度でやるべき
できれば腹式呼吸は毎日少しずつやるのが良いです。
が、私自身は、意識して練習していたわけではなかったので、
コーラスの練習会で教えてもらうだけでした。
家に帰ってひとりで歌の練習となるとなかなか難しいですね。
それでも歌を歌うときは自然に腹式呼吸がすぐにできるようになり、
普段から意識しなくても声を出す時、腹式呼吸にできていたと思います。
以前より、声を出すことが楽にできるようになり、
歌うことはもちろん、
話すことも自信を持てるようになったと思います。
継続しやすい練習方法
本の朗読です。当時、ラジオで有名人が小説や物語の朗読をされているのを聴き、
私も真似をして、やっていました。
特に、ラジオだけではなく映画やテレビなど幅広く活躍されていた、
俳優の「城 達也」さん(1995年に63歳で亡くなられた)の声は
身体の奥から響くような深さがあって、真似はできないけれど、
発音や、アクセントなどをお手本に本を読んでいました。
そんなときにも腹式呼吸をしながら、声を出すことで、
日々練習になっていました。
大きな声でやらなくても大丈夫なので、
気が向いたときの夜、寝る前などに少し読んでいました。
皆さんもご自分の好きな本の朗読をやってみてはいかがでしょう。
歌の練習より続けられそうですよね。
目で追って本を読むより時間はかかりますが、
腹式呼吸の練習での効果と、
本からの知識も得られて、オススメです。
小さなお子さんのいらっしゃる方は、
ぜひ、良い声で絵本の読み聞かせをしてあげてください。
●まとめ
腹式呼吸は、息をお腹の力でコントロールする呼吸法。身体はリラックスして、良い声が出ることや、
健康などにも良いと言われています。
普段から声を出す時は、腹式呼吸が自然にできるように
腹式呼吸の基本をマスターしましょう。
歌を歌う場合、いろんな発声練習がありますが、
ひとりで毎日練習するのはなかなか難しいですね。
そこでオススメなのが、
本の朗読です。
大きな声でする必要はありませんので、
ぜひ、良い声で自分の好きな本を読んでみてください。
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