ピアノの先生への発表会のお礼、贈られると嬉しい2つのもの

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4歳からエレクトーンを習い、19歳でピアノをはじめて、
ピアノの先生もした経験がある私ですが、発表会で先生にお礼?
お礼の品ですよね。

その場で花束なら渡したことも、いただいたこともあります。

お礼をするとしたら何が良いのか、ピアノの先生の立場で、
私の考えをお伝えしたいと思います。

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●どんな物が喜ばれるのか

ネットのご意見は、賛否両論があると言いながらも、
お礼をする方が常識・マナーといった内容が多かったですね。

大手のピアノ教室では、禁止されているところもあります。
個人の先生など、最近は恐縮され辞退される方も多いようです。


というのも、リアルに
現金とか商品券でお礼をされていることがあるのですね。
相場は月謝の1カ月分だとか…

いやー恐縮というより、
私は反対ですね。
現金などをお礼にはしないでいただきたい。


学校の先生にもしませんよね。
一部の生徒さんだけからもらうことになったら、どう思いますか?

逆に非常識だと思いますがどうでしょうか。



渡すならば「心のこもったもの」が一番

学校とは違い、先生と1対1のレッスンをされている場合、その気持ちもわかりますが、
先生としては、生徒さん全員と同じように接していきたいと思います。

もらうとするなら、
本当に心からの気持ちをいただきたいです。
相場だからとか、みんながするからとかの理由でするならやめませんか?


心を込めたもの、心のこもったもの、

他の先生方がどう思われているか分かりませんが、
私が一番うれしいのは、皆さんの笑顔と言葉です。
ホンマデス!


感謝の言葉でなくても、発表会の率直な感想を言ってもらえるほうがうれしいです。


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●具体的なオススメ品


①花束


なにもいらない!と言いつつも
花束をいただいたときは恐縮しつつもうれしかったです。

ほとんど各ご家庭に出張レッスンに行っていたので、
生徒さん同士が会う機会は発表会だけかもしれない、にもかかわらず、
生徒さん(のご家族)がみんなで相談してくださり、大きな花束を当日渡してくださいました。


やろう!と言ってくださった方の気持ちがズシリと伝わりましたが、
みんなの気持ちをひとつにしていただいたのが、うれしかったです。
こういう形なら、断る理由はありませんね。


でも、
花束は高価ですし、後が大変な場合もあります。

(荷物が増えるなど…なので、私の場合、できたら小分けにして、皆さんに渡したかったですが、その時は持ち帰らせてもらったと思います)


そして、いつの間にか恒例だからと
義務でやってしまうことのないようにしていただきたいです。
それでなくても発表会ではすでに、参加費や、衣装などにもお金が必要だったと思います。
もしかしたら、出演される本人だけでなくご家族の服装や身なりなどにも新たな出費があったかもしれません。



先生へお礼をするより、その分のお金は、
参加されたご本人へのご褒美を何かしてあげてほしいです。


私の考え方は、
発表会では皆さんに喜んでもらいたい、成長してもらいたい、ということです。
ピアノ演奏をしてくれた生徒さんは、演奏したことで報酬を得る権利があると思います。

その報酬に先生から記念品をもらい、先生は生徒さんに
「よくがんばった」との上から目線ではなく、
共に発表会を成功させた者同士として「ありがとう」の言葉を贈りたいです。


そうすることで、生徒さん自身にもプロ意識というか、ただ参加させてもらったのではなく、
自分も発表会を盛り上げる役目を果たしたんだとの自覚が芽生えると思うのです。



②発表会の裏方をやる


全部、先生がやってくれる発表会ではなく、自分たちで作る発表会と考えるとどうでしょうか。

発表会の裏方などを買って出るというのはどうでしょうか?!


何かと発表会には、影の力も必要になります。
ピアノ教室それぞれで、発表会の規模ややり方なども違うとは思います。

受付とか、
プログラムやプレゼントを渡す係とか、
人数確認とか、
片づけやお掃除、
荷物運び、
ビデオ編集とか、
してもらえると助かります。


実際にはお手伝いできることがないかもしれませんが、
できることがないか、考えてもらえるだけでもうれしいです。

参加させてもらう発表会から、先生と一緒に成功させる発表会へ、
発表会の見方も変わりますね。


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「ピアノ発表会の意義」を考えると

ピアノを習っている人にとって、
発表会は普段の練習の成果を発表する場であり、
発表会を目標に普段より少しがんばって完成させた曲を、一緒に参加するみんなや、先生、そして応援してくれる家族に披露する晴れの舞台ですね。


緊張もするし、失敗や、試練と感じることもありますが、
それらを乗り越えた達成感は自信にもつながり、その発表会で大きく成長される方も多いです。



ピアノの先生としても発表会は目標でもあり、関係者の皆さんに
指導の成果を披露する場でもあり、日ごろの感謝を形にできる場でもあると思っています。
先生の達成感は、生徒ひとりひとりと掛算されて、半端なくすごいです。

私としては、発表会でお礼をもらうのではなく逆に、
ピアノ講師がお礼をしたいと思う場です。




●まとめ

ピアノ発表会で先生にお礼がしたい気持ちはわかります。
皆さんはどうされているのかも気になりますよね。


ネットでは、賛否両論ですがお礼をすることがいいとの意見が多かったです。

でも、現金などはやめることをお勧めします。
相場だから、みんなするから、恒例だから、などでは感謝の気持ちは伝わりません。



発表会で、目指すもの、得られたものを考えましょう。
発表会を成功させたのは、先生だけじゃないですね。

先生の考え方にも違いがあると思いますが、
受け身の発表会ではなく、
本人も家族も共に作り上げる発表会としていけたらうれしいです。


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