アメイジンググレイス(ピアノ演奏)の難易度について

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アメイジンググレイスはイギリスの牧師ジョン・ニュートン1725-1807の作詞された讃美歌です。
作曲者は不詳で、スコットランドの民謡から掛け合わせて作られたとか、
南部アメリカで作られたとか、諸説あります。

神の恵みに、救われたことを感謝するといった内容です。


世界中でキリスト教以外の人でもこの曲は有名ですね。
私が初めてというか印象に残ったのは昔のCMでした。(1987年白鳥恵美子さんの歌)
覚えておられる方も多いと思います。

アップの手にダイヤモンドのネックレスがかかっていて、アカペラの透き通るような女性の声、素晴らしかったです。


ピアノでも演奏してみたいですね。
ピアノソロ、ピアノ弾き語りの難易度や、
演奏のポイントを解説
します。

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●難易度はどれくらいか

有名な曲ですので、難易度は、
入門から上級までたっぷりありました。

その上で、全音のピアノピースでは
難易度B初級の上でした。

初級の上にしてはかっこいい!です。
他にもいろんな編曲があって、上級にはジャズの編曲も何種類か見つかりました。



私が持っていたのは、クリスマスソングを集めた楽譜集(月刊ピアノ)の中の1曲で、
バグパイプのイメージで編曲(ヘ長調)されたものと、
コーラス用の楽譜(を弾き語りにしていました。歌詞は1番が英語、2番が日本語で原曲と違います)でした。(大村典子ハッピーコーラスvol.5)

ちなみにこの二つの楽譜の難易度は、バグパイプ風が中級かな?
コーラス用が初級だと思います。


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●オススメの練習方法

この曲はハ長調でもヘ長調でも黒鍵が少なく、テンポもゆっくりなので、弾きやすいです。
その分この曲は、じっくり心を込めた演奏をしていただきたいです。


左手の練習が大切

もともとは讃美歌ということで、
メロディをしっかり際立たせ、歌うように演奏しましょう。


曲のイメージが変わる部分のある楽譜では、メロディが同じでも編曲が変わって難易度もアップされていると思います。
難易度アップの後半には左手でメロディを弾くこともあるようなので、メロディを際立たせることが難しいです。
左手の練習をしっかりしてください。



メロディ音だけを目立たせ演奏しよう

和音の場合は
メロディの音を一番大きく、あとの音が目立たないように押さえる練習をしてください。難しいですよ。



少しテンポが遅れるイメージで

テンポはタンタンとならず、もたついた3拍子みたいな感じで123の3を
ゆっくり目にもたついてみてください。

次の1拍目が、テンポ通りより遅れてくる感じです。やりすぎてはダメですが…


テンポがゆっくりな分、3連符のリズムがつかみにくく感じる方もいるかもしれません。
見本になる動画もたくさん見られますので、参考にして、かっこよく演奏できると良いですね。


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●演奏のポイント


少し間をおいて演奏しよう

この曲は、いきなりメロディから始まる楽譜も多いと思います。

ピアノに向かって、いきなり弾き始めるのではなく、
少し間をおいて弾いてみてください。


3拍子の3拍目から始まる曲ですので、
1拍目2拍目は、呼吸を整える感じです。
歌う場合、息を吸いますね。
ピアノで歌う気持ちで始めましょう。




弾き語りするなら、簡単な楽譜の方が良い

弾き語りでは、伴奏をピアノで弾きながら歌を歌います。
弾きながらなので、
自分のレベルより簡単な楽譜で演奏することをおすすめします。


難易度としては初級でも、表現のレベルは高いと思います。
だいたい楽譜通りに弾けるようになった後は、さらにかっこよく表現できるように
自分のものにしていただきたいです。



プロの演奏を真似よう

プロの演奏などを真似るのもオススメです。
自分の演奏を録音、録画して確認するのもオススメです。

しっかり仕上げに時間をかけて、感動できる演奏をしたいですね。



曲に対する私の感想

バグパイプ風の曲を弾いたとき、
とても悲しい曲だと思いました。

懺悔の曲だと聞いたこともあるので、そう思ったのかもしれません。


私のイメージは外国のお葬式でバグパイプの演奏をされるシーンが思い浮かび、
誰かの悲しみと過去の思い出と、そして感謝でした。

誰かとお別れするとき、その人との思い出が良いことも悪いことも、思い出します。
でも最後には全部感謝に変わって、悲しくもありがとうの気持ちいっぱいに演奏したいと思いました。
(って実際には何もなかったんですけどね。)




●まとめ

イギリスの牧師ジョン・ニュートンが作詞し、作曲者は不詳の「アメイジンググレイス」
世界的にも有名で、世界中の人がこの歌に親しんでいます。

ピアノでも有名なので、入門から上級までさまざまな編曲の楽譜があります。
全音ピアノピースの
難易度は初級の上です。


もともと讃美歌なので
弾き語りもオススメです。
ピアノのレベルは少し簡単な方が歌と合わせやすいでしょう。

だいたい弾けるようになった後は、仕上げに時間をかけ、
心を込めた、さらにかっこよく表現できる演奏をしたいです。
プロの演奏を真似たり、録音してみたりして
自分の「アメイジンググレイス」を目指してください。


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