ピアノを両手で弾くコツ4つ。こんな練習をしてみましょう

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 ピアノで、難しいと思われるひとつに、
両手で弾くことを挙げる方がいます。

「ピアノって、同時に両手で違う動き方をするのが難しいね。」

両手で同時に違う曲を弾くわけではありません。
そんなことは確かに難しいですよね。

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片手でスマホやパソコンを操作して、
同時にもう片方ではおやつを食べる。
なんて、やっていませんか?

こっちの方がすごいことかもしれません。

両手で弾くことを難しく考えないで、これから紹介する、
いろんな方法を試してみてはいかがでしょうか。

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●こんなことを意識してみましょう

 ピアノという楽器は他のどの楽器よりも音域が広く、
ピアノ1台でオーケストラの演奏にも負けない
演奏ができると言われています。

もちろん、その技術があればですが…。

それをイメージすると
ピアノって難しいでしょってことになりますよね。


①まずは右手練習から

 そのイメージは、置いといて、
まずは簡単な曲から、片手練習をしましょう。

だいたいが、右の手で、
メロディを弾きますから右を先に弾いてみてください。

左利きの方は左手でメロディを弾いても片手なら大丈夫です。
左で弾けるようになった後、
右手でも弾けるように練習してみてください。


右手でメロディがだいたい弾けるようになったら、
伴奏部分を左手で練習
してください。

逆に右利きの方で、弾きにくいと感じたら、
右手で練習して、弾けるようになった後、
左手でも弾けるように練習しましょう。



 メロディを練習するときは、
メロディに合わせて、リズムを感じ、
左手でひざなどを叩きながら
弾けるようにがんばってみてください。

そして、伴奏部分の練習では、
左手で伴奏を弾きながら、メロディを感じ、
右手で同じようにリズムを取りながら
、あるいは歌いながら弾けるようにがんばってみてください。


最初はできなくてもスラスラ弾けるようになれば、
もう片方の手も動かしながら弾けるようになりますので、
徐々に慣らしていきましょう。



②両手練習をするコツ

 片手練習の時ももう片方の手を使うようにしておくことで、
両手練習がスムーズにできるようになります。

 片手練習で自信がついたら両手練習をしましょう。

楽譜は右手(上)と左手(下)のタイミングを見るだけにしましょう。


でも、片手練習でリズムを感じられていれば、
右のこの音の時に左がこの音、というのが、
考えなくてもできるようになっていると思います。

わからなくなったら、
またその部分だけを片手練習
してみてください。


実際に両手練習にしたときに、
どう合わせるのかわからなくなる部分が出てくることもあることと思います。

その時は、楽譜に線を引いてつなぎ合わせたり、
印を書きこんだりしてわからないところをあやふやのままにせず、
何度も確認するようにしましょう。


いきなり両手で弾くよりも、
時間や手間はかかりますが、
確実に両手で弾くことができるようになっていきます。


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●どうしても両手が難しい時は

 ピアノの練習曲は両手練習のために、
あえて右も左も動きに差が出ないようになっているためか、

メロディが右手だけでなく、左手に交代したり、
伴奏も同じリズムではなかったり、
左手の動きが多いように感じます。


ですから、バイエルなど最初は簡単でも、
徐々に左右の違いが分かりにくく感じてしまう曲もあるようです。


どうしてもその曲を練習しなければ、進めないというのではないので、
特に左の複雑な曲は飛ばして、
左手の練習が簡単な曲を選んで
みてはいかかでしょう。

例えば、伴奏部分が少ない曲や、
同じパターンの繰り返しの曲、
楽譜を見ると少ない音符は分かりやすいですね。


同じパターンの楽譜も音符がたくさん並んでいても、
並び方がきれいなので見分けがつくと思います。



③ピアノ譜ではなくメロディ譜を見よう

 そして、ピアノ譜ではなく、
メロディ譜というものがあります。

伴奏部分が書いていない楽譜のことですが、
伴奏は、楽譜についているコードで自由につけることができます。


コードはエレクトーンやギターで使われる和音(複数の音)のことで、
例えばC=ドミソ。

F=ファラドの和音ですが、
和音をいきなり記号だけでは弾けませんよね。


それで、そのベースになる音だけを
弾いてみるのはどうでしょうか?

C=ド、F=ファ、だけです。


この記号、実は
ABCDEFGと並んでいます。

Aがラからですが…。
ABCDEFG=ラシドレミファソですので、
簡単
ですよね。



メロディ譜にはそのコードがメロディの上についています。

ひとつの小節にコードはひとつかふたつつきますので、
左は小節にひとつかふたつ弾くだけです。


メロディの上にコードがなかった場合は前と同じなので、
そのまま音を伸ばすか、同じ音をもう一度弾くか、
すればいいだけです。


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④慣れたら和音に挑戦

ベース音だけでは物足らなくなってきたら、
和音にも挑戦できたらしてみてください。

ベースからの形は同じパターンになることが多いので、
Cドミソ→Fファラシ→Gソシレからやってみてください。

アルファベットの横に小さい数字7や小文字のmがつく物もあります。


少し違う音が混ざったり真ん中の音が少しずれて、
悲しい感じの音になったりします。

G7=ソシレファ Am=ラドミ
そのほかにも小さい文字などがつく物もありますが、
ベースの音が合っていれば大丈夫です。


メロディ譜で好きな曲を両手で弾けるようにやってみてください。

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●まとめ

 ピアノを両手で弾くのは難しいですか?
両手で違う曲を弾くのではないので、
片手でそれぞれリズムやメロディを感じながら練習すれば、
両手でも弾けるようになります。


片手練習でも、もう片方の手でリズムを取るなど、
使えるように動かして練習しましょう。


どうしても両手が難しかったら、
伴奏が少ない曲や、同じパターンの曲を選んで練習してください。

メロディ譜で左を短音(ベース音)だけにして
練習するのも楽しいと思います。


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