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ショパン「ポロネーズ」の難易度。英雄・ト短調遺作など

ポロネーズってマヨネーズみたいな感じでお料理の名前?とか思う方もいらっしゃるかもしれませんが、
ショパンの祖国、ポーランドの民族舞曲です。

庶民の間で伝わったのがマズルカで、このポロネーズは貴族の間で伝わったということです。


堂々とした力強い3拍子の音楽で、独特のリズムがあります。


ショパンが作曲したポロネーズは18曲あります。(ピアノソロは16曲)

その中で、
有名な曲の難易度と、練習の仕方や、演奏のポイントなど
解説します。

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●難易度はどれくらいか

ショパンのポロネーズの中で最も人気が高いのは
第6番「英雄ポロネーズ」
難易度は上級です。


次に人気なのは
第7番「幻想ポロネーズ」
難易度上級

ついで
3番「軍隊ポロネーズ」
難易度中級の上です。
(最近は2番と3番が逆になっているかも)



第1番の嬰ハ短調Op.26-1は中級の上で、軍隊ポロネーズよりも内容が豊かでポロネーズの導入用にレッスンで取り上げられることが多いです。



第11番のト短調遺作と呼ばれる曲は、なんとショパンの7歳の時の作品で
現存する彼の1番はじめに作られた曲です。

7歳で作曲された曲とはいえ、難易度は中級です。


ショパンの曲では簡単な方ですが、さすがは難しそうな曲です。

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●オススメの練習方法


まずは親指だけを使って練習

もっとも人気な「英雄ポロネーズ」は私も弾きたい!と何度か挑戦はしましたが、
手の小さな私にはかなり無理がありました。

最初からがかなり難しくてなかなか前に進めなかった記憶があります。


離れた音を押さえる前に装飾音があったり、左手でオクターブの連打、
絶対無理でしょう!って少し、音を省いて弾くことでなんとかできたような気がします。



左手のオクターブの連打の部分は、親指の脱力が大事になります。


まずは親指だけを使い、
手がどういう動きをすると無駄なく音が出るかを練習しましょう。

どうしても親指に力が入りすぎて、指を痛めてしまうことが多いです。
力強い曲ですが、脱力が大事なのですね。


そして、私が苦労した最初の部分は難しいので弾きやすい第1主題から弾いてみると良いです。



指や腕に負担をかけないようにしよう

次に人気の「幻想ポロネーズ」は幻想曲ととらえた方が良いくらいで、
ショパンの内面の苦悩や葛藤を表現しています。

音は暗くないのになぜか暗く感じました。変にアンバランスなところがでてきたり、
急に大きくなったり、表現しにくい難しい曲ですね。
ショパンもこの曲を作るには大変苦労したとか…


「軍隊ポロネーズ」はショパンらしくない曲ですが、有名ですね。

ひたすら力強い和音が連続されます。
この曲も
力いっぱい弾いてしまうとくり返しも多く、かなり指や腕に負担をかけてしまします。

力を抜いて、練習しましょう。



この曲と次の第4番ハ短調Op.40-2がセット(軍隊とは逆に暗い悲痛な作品)になります。



「Op.26-1」は学習用におすすめ

第1番嬰ハ短調Op.26-1はショパンの初期の作品ですが、正式にショパン自らが公開した最初のポロネーズになります。
(その他の初期作品はショパンの亡くなった後に出されたもので、遺作と呼ばれます。)

この曲は
ピアノ学習用にオススメです。


さまざまな曲や練習をしてきた方ならそれほど難しいことはないとです。

初めて挑戦する装飾音などがあると中級者には大変かもしれません。



遺作のポロネーズ11番ト短調は7歳で作曲されたとは驚きですね。
堂々とした序奏からポロネーズのリズムと半音階が出てきます。

少しモーツァルトのような伴奏が出てくるのですが、ショパン作品では唯一なのだとか…
何度が聴いているうちにこの曲の不思議な魅力にハマりそうです。

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●演奏のリズム

ポロネーズのリズムがどんなものか気になりますね。

ショパンの作品は実際に舞踊曲として実用される曲を作ったのではないので、
踊れるほどのポロネーズリズムが全体にあったわけではないのですが、

「タタタ、タタ、タタ」のゆったりした3拍子です。
(タ=8分音符♪、タタ=16分音符♬)
1拍目に16分音符♬が入るのが特徴ですね。タタです。


ゆったりしたというところが少しあれ?と思いました。
今までゆったりしたリズムに感じたことなかったです。


特に英雄ポロネーズのこのリズムは結構速いんじゃないかな?

なんか忙しそうな感じでした。
私は機関車みたいだなって思ってました。



ショパン独特のテンポ?

ショパン自身は8分音符を1拍のように3拍子ではなく
6拍子として数えるように教えていたそうです。
速いテンポで演奏すれば曲が台無しになってしまうとも言っていたそうです。

堂々と気高く、偉大なイメージで焦らず演奏したいですね。


ポロネーズのもう一つの特徴として、終わり方があります。
ちょっと変わってるんですね。


拍には強弱強弱…ってありますが、ポロネーズの場合、(3拍目の)弱で終わる女性終止というそうです。

ダンスするときにこの3拍目の最後に挨拶をして締めくくるのだそうで、その名残なのでしょうか。



ポロネーズといえばショパンですが、他の作曲家もポロネーズを作曲されています。

バッハや、モーツァルト、ベートーベン、リスト、チャイコフスキーなどなど
またポロネーズ風という曲も多くあるそうです。

ますますおいしそうなネーミング…になってしまいましたね。


●まとめ

ショパンのポロネーズで有名な曲の難易度と演奏のポイントなどを紹介しました。

有名で人気の高い曲はこんな感じ。
英雄ポロネーズ  難易度★★★★★★★★★上級
幻想ポロネーズ     ★★★★★★★★★上級
軍隊ポロネーズ     ★★★★★★★中級の上
第1番嬰ハ短調Op.26-2 ★★★★★★中級の上
第11番ト短調遺作 ★★★★★中級

ポロネーズは力強いリズムが特徴で、ゆったりと堂々と演奏したいです。

練習はガンガン弾いて指などを痛めてしまわないように、
どの曲もですが、
特に脱力が大事です。


いきなり難しいところから練習するのは、大変です。

難易度の低い曲から、難易度の高い曲は比較的弾きやすい箇所から練習してください。


どこに(あるいはどの曲に)ポロネーズのリズム(や終わり方)が出てくるのかを考えながら聴いたり、練習したりしても楽しいですね。

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