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トロイメライの意味&シューマンの生い立ちと、曲作りの背景

「トロイメライ」
ロベルト・シューマン作曲の
「子供の情景」の中の7曲目です。

13曲からなるピアノ小曲集で、
この曲が最も有名です。

シューマンはドイツの作曲家で
この曲は1838年(28歳ころ)の
2月に作られています。

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子どものための曲も作られていますが
この「子供の情景」は
子ども心を描いた、
大人のための作品ということです。

私にとってもこの曲は子どもの頃の懐かしくて、
小学校の放課後、
いつもこの「トロイメライ」の曲が
放送されていました。

夕焼けの空と、この曲の響きに包まれて、
ひとり歩いたあの景色を思い出します。


トロイメライの意味や曲に込められた想いなど、
背景とともに解説していきます。




●トロイメライの意味

トロイメライとは
ドイツ語で夢、夢見心地、夢想にふけること
との意味になります。

ドビュッシーの「夢」もそうでしたが、
ドリームとは違った感じで、
子どもの頃の思い出を、
空想している感じだと解釈しています。




●曲に込められた背景・想いの解説


婚約者に言われて曲を作った

当時の婚約者の女性から
「時々あなたは子どもに思えます」
と言われた
ことがきっかけで、
30曲ほどの小品を作り、

その中から12曲を選んで
「子供の情景」と名付けられました。

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幼い頃からピアノに情熱を持つも、挫折

シューマン自身は
7歳の時にベートーベンの交響曲を聴き
このころからピアノで
舞曲を作曲するなどしていました。


父親や、師匠、友人にも
彼の音楽への才能や情熱を認められ、
育てられていきました。

文学にも情熱を燃やし勉強も熱心でした。

母からは法律の道に進むことを希望されていて、
悩んだ時期もありました。


音楽の道を目指すも、
指を痛めてしまい、ピアニストは断念。

作曲で身を立てることになりました。



婚約者との関係

婚約者の女性とは、
はじめは兄弟のような存在

彼女の父親にピアノを教わっていました。


彼女は16歳でピアニストになり、
その頃に交際を
彼女の父親に知られ、猛反対
されます。

引っ越しして遠ざけられたり、
全ての手紙を送り返されたり、
出入り禁止になったり…


それでも1837年に
彼女はシューマン作曲のピアノ曲を弾いて、
その後結婚承諾の手紙を書いています。

その後の父親の厳しい反対にもめげず、
音楽によって結ばれていきます。



彼女への想いを曲にした

シューマンは次々と作曲をし、
彼女との愛を曲にしていきました。

その中のひとつが「子供の情景」です。


彼女との結婚には
さらにこんななことがありましたが、
愛を貫き、彼女の言葉を音楽にし、
その音楽を彼女が演奏して答えてくれる。


ドラマチックですね。

2人は幼いころから日記をつけていて、
後に結婚したとき、
お互いの日記をひとつに融合させ、
お互いの日々の出来事を報告しあっていました。



結婚したその後

シューマンは子ども好きで、
2人の間には8人の子どもが生まれました。

家計のためにも、
妻はピアニストとして活躍していました。

またふたりで
バッハやベートーベンなどの研究をしています。


シューマンは病を患い、
最後は精神症状の悪化やマヒなどに苦しみ
46歳の若さでこの世を去りました。

ドイツのボンで、
後に77歳で亡くなった妻とともに眠っています。

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●まとめ

「トロイメライ」は
シューマンの有名なピアノ曲です。

「子供の情景」の中の曲で、
子ども心を描いた大人のための作品です。


トロイメライとは
ドイツ語で夢想、夢見心地
といった意味があります。


シューマンが28歳ごろ、
婚約者の言葉からこの小曲集が生まれました。

婚約者はピアニストとして活躍していて、
婚約者の父親からは猛反対されました。

シューマンは音楽だけでなく勉強もでき、
法律の道へも考えていましたが、
音楽の道を選びました。


猛反対にも負けず、シューマンが作曲をし、
彼女が演奏することで愛を深めていきます。

その頃にこの曲ができました。


困難な中、結婚し8人の子どもにも恵まれましたが、
病気を患い、精神疾患、まひなどに悩み、
46歳の若さでこの世を去りました。

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 - ピアノ, 楽曲解説