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ドビュッシー「プレリュード」の難易度について(ピアノ演奏)

プレリュードとは前奏曲のことですね。
前奏曲としてドビュッシーはピアノのために24曲作曲しています。

それぞれの難易度や、演奏のポイント、楽曲の特徴などを紹介します。


尚、題名などは出版された楽譜や、日本語に訳される段階で、同じ曲でも微妙に違ったり、
違う曲でも同じ表記になったりするのではないかと思われます。
ご了承ください。

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●難易度はどれくらいか

それぞれの難易度は、
《中級》
○前奏曲集 ・1、デルフィの舞姫 ・6、雪の上の足跡 ・8、亜麻色の髪の乙女 
○前奏曲集 ・2、枯葉 ・5、ヒースの茂る丘 ・10、カノープ   
《上級》
○前奏曲集 第1集 ・2、帆 ・4、音と香りは夕べの大気にただよう ・5、アナカプリの丘 ・9、さえぎられたセレナード ・10、沈める寺 ・11、パックの踊り ・12、ミンストレナード 
○前奏曲集 第2集 ・1、霧 ・3、ヴィノの門 ・6、風変りなラヴィーヌ将軍 ・7、月光のふりそそぐテラス 8、ウンディーヌ(水の妖精) ・9、ピックウェック卿礼賛 ・11、交代する3度
◎ピアノのために1、プレリュード
《上級の上》
○前奏曲集 第1集 ・3、野をわたる風 ・7、西風の見たもの
○前奏曲集 第2集 ・4、妖精はよい踊り子 ・12、花火

こんな感じです。


前奏曲集には、私もよく知っている有名な曲も含まれていました。

「亜麻色の髪の乙女」って題名にも魅力を感じますよね。そういえば同じ題名の曲(歌)がありましたね。
(同じ題名で、違う曲がありましたが、歌の方とは関係ないとのことです。)
その曲は題名で呼ばれていたので、前奏曲ということも知りませんでした。


なので、
やっぱりプレリュードといえばピアノのために1、プレリュード(上級)のことですね。
ややこしい情報ですみません。でもせっかく調べたので前奏曲も載せておきます。

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●「ピアノのために」プレリュードについて

ここからは、「ピアノのために」の1プレリュードについて書いていきます。


この「ピアノのために」がつくられたのは1896年です。

まだ初期の感じを残しながら、
ドビュッシーらしい独自の感じを見せつつある中間地点のような曲。


3曲からなる組曲となっていて、第1曲がプレリュードと呼ばれています。
非常に激しい部分と、やさしく歌う部分の、全く違った印象の曲です。



聴き比べるのも良いかも

ドビュッシーの曲は表現する演奏者によって、全然違った世界観があり、
どうとらえ、どう演奏するかは、いろんな解釈ができるようです。

好みもあると思います。

動画で、いろんなプレリュードを聴き比べてみると面白いですね。



すごく違う気がします。
最初から心を動かされますね。

私には、その(口の上にお髭のある)ピアニストさんの演奏に魅力を感じました。



人によって感じ方が違うのでオススメとまでは言えませんが、よかったら聴き比べをしてみてください。

どう演奏するかは、
聴くのと弾くのとでも違ってくるかもしれません。

聴くのはやさしく弾いている方を聴き、弾く時はダイナミックに力強く弾くとか…
どちらにしても、ただただ速く、機械的になるような演奏はよろしくないと思います。



演奏の違い

演奏方法を調べてみると少しありました。

メロディーは主に左手にあります。
アクセントのようなものがたまに右に移ります。

16分音符の動きが多いのですが、これは伴奏なので、目立ちすぎないように…


コーダからが、不思議な感じでテンポが遅くなり、そのままの雰囲気で次の第2曲へと続きます。

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●楽曲の特徴

楽曲の特徴として、
第1、プレリュード 第2、サラバンド 第3トッカータという
3曲を組曲にし、「ピアノのために」と題名をつけたドビュッシー。

組曲としては典型的で、
ピアノのための組曲としては大胆です。


演奏技術もかなり難しく、ピアノの技術を最大限に生かせる作品をとの意気込みが感じられます。
ドビュッシーは他にもピアノの組曲をその後作曲しています。



第1曲のプレリュードは
十分にいきいきと、リズムよく。と表示されています。
3部形式で、4分の3拍子。


独特なリズムがテーマとなり、ピアノらしい繊細な音の波と
ドビュッシーらしい和音、躍動感のあるグリッサンド(鍵盤を滑らすように弾く演奏法)など、華やかな展開があります。

聴きごたえも弾きごたえもありますね。



何度か聴いているうちに、はじめのフレーズが頭に残って、軽快なリズムと
不思議なメロディーのこの曲がすごく気に入りました。



●まとめ

ドビュッシーのプレリュード。

前奏曲としては24曲ありますが、
組曲「ピアノのために」の中の第1曲プレリュードという曲があります。


難易度は上級で組曲全体の難易度が高く、
ピアノの技術を最大限に生かし、表現できる名曲です。



曲はピアノらしい音の波、ドビュッシーらしい和音、独特のリズムで
演奏者によって解釈の幅がある作品です。

聴き比べてみると、違いがよくわかって面白いです。


演奏は「十分にいきいきと、リズムよく」とあります。
左手のメロディー、16分音符の弾き方、テンポなど、
どう表現し、何を強調するのかを考えて演奏したいです。

ドビュッシーの曲は独特な和音や、リズムがありますが、
機械的にならないようにグリッサンドなども楽しめると良いですね。

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