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ショパン『エチュード』の難易度について。ピアノ練習方法も紹介

 「エチュード」とは日本語で「練習曲」のことです。

ショパンの「エチュード」は練習曲と呼んでも良いの?
というくらい、曲としての完成度が高く、
「別れの曲」「黒鍵のエチュード」「革命のエチュード」
などの愛称で呼ばれ、旋律も素晴らしい有名な曲もあります。

難易度はどうなのでしょう。
練習方法なども紹介します。

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●エチュードの難易度

ショパンのエチュードは超高難度です。
上級者用ですね。

練習曲と言えば、
簡単な曲からだんだん難しい曲へとステップアップするのが普通ですよね。

ショパンのエチュードは違います。
いきなり超難易度の高い曲から始まります。



ショパンはエチュードを
27曲残しています。

作品10と、作品25が、
それぞれ12曲と、番号のない3曲です。


ショパン自身は番号を付けただけで、後に、番号だけでなく、
曲にあった愛称で呼ばれ、有名になっている曲も多いです。

作品10、最初の2曲
Op.10-1 ハ長調 (「滝」「階段」と呼ばれています。)
Op.10-2 イ短調 (「半音階」と呼ばれています。)

難易度は最高で、10段階の10あります。

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比較的難易度が低い曲

エチュードの中でも
比較的難易度が低いのは

Op.10-6
Op.10-9
Op.25-2 「慰め 癒し」と呼ばれることもある。
Op.25-7「恋の二重唱」と呼ばれています。

という感じで、難易度の順に並んでいないのは確かですね。

この4曲でも中級の上くらいです。



10-3「別れの曲」と呼ばれている曲を、
昔、発表会で弾かせてもらいました。

聴き覚えのあるやさしい感じのメロディーですが、
途中から難しくなります。

別れの曲の有名なメロディー部分だけなら、
中級でも弾けると思います。



有名な曲の難易度

ここで愛称のある有名なエチュードの難易度を紹介します。

Op25-1 「エオリアンハープ」上級の下
Op10-3 「別れの曲」中級から上級
Op10-5 「黒鍵」上級
Op10-12 「革命」上級
Op25-11 「木枯らし」最上級



なぜ難易度が高いのか

これらの作品はショパンが認めた、
技術的にも音楽的にも
優れたピアニスト(作曲家)のための練習曲です。


作品10は、作曲家フランツ・リストに、献呈されています。
リストはショパンの前でこの練習曲を弾いたそうです。

最初に超難易度の曲が出てくるのも、納得しますね。
どうだ!弾けるものなら弾いてみろ!と挑戦状のように…

ですから、
難易度が比較的低い曲であっても、
上級者用に書かれている
のでしょうね。

     

●ピアノでの練習方法

練習するための練習曲ではないので、
このエチュードを練習する前に
他のショパンの曲を弾けるようになっていたほうが良い
です。


ショパンの曲が弾きたかったらショパンの曲を練習すると良い。
と言います。

というのも、
ショパンは他の作曲家とは少し違うので、
他の曲を練習するよりもショパンの他の曲を練習して、
ショパン独特の演奏に慣れるのがおすすめなのです。


そして、
いきなり超難易度の曲から練習するのはお勧めできません。


先ほど挙げた、
比較的難易度の低い曲から練習してください。

あるいは、エチュードではない曲を練習してから
難易度の高い曲に挑戦してください。


練習曲とはいえ、
ショパンの曲はただ練習するためのものではありませんから、
技術だけでなく、芸術的、音楽的な表現もできるように
弾くことができるようになりたいですね。




●まとめ

有名な曲も多いショパンのエチュードですが、
本当に練習曲?というくらいの高難易度です。

しかも、この曲を弾きこなせるか!
と、まるで挑戦しているかのように
最高に難しい曲から始まります。


この練習曲を練習する前にします。

ショパン独特の超難易度の練習曲を技術的にも芸術的にも身に付ければ
ショパンも認めるピアニストと言えるのではないでしょうか。

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