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ベートーベン『悲愴』の難易度。演奏の際に気をつけること

ベートーベンの「悲愴」。

どんな思いで弾けばいいのでしょうか。
そして、
ピアノの難易度としてはどれくらいなのでしょう。

私なりに紹介させていただきます。

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●それぞれの楽章の難易度

 全音ピアノピースの難易度では
A~DのC、中級の上となります。


それぞれの楽章では、人にもよりますが、
第一楽章が難しく、中級の上なので
全体の難易度もそのように決まりました。

 第二楽章、第三章は意見が分かれるところですが、
中級くらいといわれている方が多いです。


私も第一と第三は、
テレビで見たり、CDで聴いたりして練習したのですが、
思ったより弾きやすく、弾いていて気持ちが良いので
何度も繰り返し練習できてよかったと思います。

 考えるより、挑戦してみるのが一番ですね。

まずは有名な第二楽章からが私のオススメです。


 一番弾きやすいのは第3楽章との声もあります。

 検索してみて、
「悲愴」の第2楽章はもちろん、
第1楽章が好き!といわれる方が多いことに気がつきました。

発表会でもよく第1楽章だけでも弾かれているようです。

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●演奏の際に気をつけること

 ゆっくりした2楽章ですが、
難しいところがいくつかあります。

この曲は
主旋律と伴奏のバランスが大切になります。


伴奏が左だけでなく右にも混ざっていて、
主旋律をハッキリと、その他の音は控えめにするのですが、

指の力加減が難しく、
急に大きな音にしてしまったり、
リズムが崩れたりしてしまいます。



自分に合ったやり方を見つけよう

 途中で3連符のリズムになり、
主旋律とリズムを合わせるのが難しい個所が出てきます。

そこで、本来右手で弾く部分を左に切り替えて弾くなど、
自分に合ったやり方を見つけることも必要です。
(私の場合は16分音符の3連符と
32分音符のメロディーの個所で3連符を左手で弾きました。
55小節など)



 そのほか、
第1楽章のポイントは5つ、

・曲を全体の流れを把握して弾くようにする
・右と左の手が交差するところがあって、身体ごと少し左に移動させた方がいい
・右左が同じ動きをする場面ではバラバラにならないように弾く
・速く弾くところも練習ではゆっくり合わせる
・和音にして練習するなどやりやすい
この第1楽章は、ドラマチックで力強く、
ベートーベンの熱い思いが伝わってきます。

この第1楽章があるから、
第2楽章の美しさと穏やかさが生きてくるような気がします。


第3楽章にも第1楽章の主題がテーマとなっていて、
全部でひとつの物語のような
イメージを持っても良い
かもしれません。

できれば、全楽章に挑戦していただきたいですね。

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ベートーベンの三大ピアノソナタの1曲

私も大好きな曲のひとつで特に2楽章は有名です。

この曲を初めて聞いたとき、
このやわらかい旋律に、心が落ち着いた記憶があります。

この曲をアレンジした日本語の歌を聞いたことがあります。


クラシックは聞かない、といわれる方でも
知っているメロディーではないでしょうか。
 

この曲を含め、
ベートーベンは35曲のピアノソナタを作曲しました。

その中でこの第8番「悲愴」、
第14番「月光」、第23番「情熱」の3曲を
ベートーベンの三大ピアノソナタといわれています。



ベートーベンの想いを想像しよう

 悲愴の第一楽章では、
ドラマチックに始まり、力強い曲で、
第二楽章では美しく静かで穏やかな時間が流れる。

そして第三楽章はロンド形式で、
第一楽章ほどドラマチックではないけれど
旋律がいろいろと変化したり、
低い音、高い音と変わったりします。


 ベートーベンの初期のピアノソナタで、
若い時期の青春の悲しみや傷つきを表現したのではないか
といわれています。

ベートーベンが難聴を自覚したころだったようです。




●まとめ

 ベートーベンの「悲愴」。

第1楽章の難易度は中級の上、
第2楽章、第3楽章は中級で、
比較的易しく、やってみて弾きやすい曲です。

 耳が聞こえにくくなったベートーベンが
どんな思いでこの曲を作曲したのか、
思いを巡らしながら弾けるようになりたいですね。


 ドラマチックな第1楽章、
美しく特に有名な第2楽章、
難しそうで、実は一番弾きやすいかもしれない第3楽章。

 主旋律を強調したり、リズムが崩れないように弾いたり、
自分の弾きやすい体勢や、指、手の使い方など、
楽譜にとらわれず、練習してみていただきたいです。

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