アラベスク(ピアノ演奏)の難易度レベル&オススメの練習方法

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音楽で、アラベスクといえば、
ドビュッシーのアラベスク第1番が有名ですね。

2つのアラベスクとして、
1888年にクロード・ドビュッシーが作曲しました。


音楽でも同じアラベスクというタイトルの曲は
いろいろあります。

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その中でも有名で、
テレビなどでも聞いたことがある
ドビュッシーのアラベスクですが、

難易度はどうでしょうか、
演奏のポイントなど紹介していきます。




●難易度はどれくらいか

まず、ドビュッシーの「2つのアラベスク」
難易度は中級です。


第1番だけで、私の感じる難易度は、
弾くだけなら中級で、
表現力などでは少し高い中級の上くらいかと思います。

3連符と8分音符のバランスが、
初めての方には難しいとは思いますが、
初挑戦でもこの曲(アラベスク第1番)で、
コツをつかむ練習にもなるのではないかと思います。




●演奏する際のポイント

このアラベスク第1番の魅力は、
流れるようなメロディーですね。

初めて聞いたときは、まるで、
琴か、ハープの演奏のような曲だと思いました。

その当時、ピアノを始める前で、
はるか雲の上のレベルに感じました。



和音をばらして演奏しよう

流れるようなメロディーはアルペジオといって、
和音をばらして、
順にひとつひとつ奏でることで、
弾き方も流れるようになり、

聞こえる音も流れるような音になります。


楽譜を見ると、音符が階段状に並び、
和音の音符よりたくさんあります。

私の感じ方ですが、
アルペジオに慣れていないと
和音よりも難しく感じる
と思います。

和音は見た目もわかりやすく、
鍵盤にそのままの形で押さえるイメージです。


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慣れれば速く上手に弾ける

アルペジオは隣の音符とどれくらい離れているか
パッと見ではわかりにくいので、
譜読みに時間がかかる場合があると思います。

でも、アルペジオでも
同じ音のくり返しが並んでいるだけ、
ということが多い
ので、
慣れれば速く弾くことができるようになります。


アラベスク第1番は下から順に上がったら、
同じ音で下がってくるメロディーや、伴奏が多いので、
指が決まれば和音と同じ感覚で弾けます。

ただ、
手首や、指はやわらかく弾けるように、
よく動かしましょう。



右のメロディーが3連符で、
左は普通の8分音符というところが難関ですね。

そして、各所にひとつの音を伸ばして、他の音を弾く、
つまり
親指(小指)を鍵盤に置いたまま、
他の指は動かす。


この動きをするところが多いですね。


この演奏も慣れないと難しく、
手が痛くなったり、リズムが崩れたりします。




●オススメの練習方法

難関だったところをどうのように練習すればいいか、
本当に初めての挑戦されるかたは、
曲を聴くだけでは、なかなかわからないと思います。



3連符と普通の8分音符の組み合わせ

例えば、
タタタと
タンタンとを一緒にする感じです。


  (3連符)
タン タン(8分音符)


最初の赤色の音は一緒に弾きます。

あとは
ブルー、グリーン、イエローと交互に弾きます。

少し、グリーンはブルーを弾き終わってから、
すぐに弾くのがコツです。

最初はゆっくりから、
何度も何度も繰り返してみてください。

頭で考えなくても自然に、
流れるようなリズムで楽に弾けるようになるまでが、
がんばりどころです。


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フィンガーペダルについて

次の難関は、
指を置いたまま他の指はいろんな音を弾く、
フィンガーペダルというやり方ですね。


例えば、伸ばす音がメロディーで間の音は、
伴奏の一部という風に、
伸ばす音(指を置いたままの音)が目立つように
少し強めに弾きます。




その音がほとんど小指ばかりで
弾かないといけない時は、
小指が痛くなったり、力が入りにくかったりしますが、
小指さん!がんばってください。


これも何度も練習して、
コントロールできるように指を鍛えましょう。


聴くだけでは、
指が痛くなるような曲に聞こえませんが、
あの流れるようなメロディーの中にいろんな要素があって、

簡単には得られない、
難関を越えた先に、身に付けられる技です。


他にも、表現するところは多々ありますが、
ぜひ、この「アラベスク第1番」をマスターして、
上級へのレベルアップと流れるような美しい技を
自分のものにしてください。




●まとめ

流れるようなメロディーの
「アラベスク」で有名なドビュッシーの曲。

すごく難しそうですが、
難易度は、中級で
アルペジオが苦手な方にも、
3連符と8分音符のリズムに初挑戦の方にもオススメです。


楽譜も分散されて難しく見えますが、
和音が分散されていて、
同じ音の行き帰りも多く、
慣れれば和音と同じようなものです。


3連符と8分音符はリズムをつかむまでは、
部分練習で、何度も同じリズムのくり返しをしましょう。

この曲で、さらにレベルアップ間違いなし!


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