と連想するように、
秋に咲く花といえば
コスモスを連想する人が多いと思います。
秋の季語にもなっていることもあって、
秋に外を出歩けば、
色んな場所で見かけるコスモス。
邦楽でも、
山口百恵さんの秋桜は有名ですし、
ミスチルの花言葉という曲でも、
コスモスが取り上げられているくらいです。
そんなコスモスの、
花言葉とその意味をまとめてみました。
色別に見る花言葉
コスモスの代表的な花言葉は、調和・乙女の純潔です。
元々コスモスという名前は、
ギリシャ語で「調和」という意味のkosmosが由来なため、
そこから花言葉も調和という意味が付きました。
そして、
コスモスは、花の色によって花言葉が変わるのです。
白・薄いピンク
意味:乙女の純潔
コスモス全体の花言葉と同じですね。
やはり代表的なコスモスの色といえば、
白や薄ピンクなのでしょうね。
ちなみに、白コスモスには、
美麗・優美という意味もあります。
赤・紫(濃いピンク)
意味:乙女の愛情
やっぱり赤系の色は、
情熱的なイメージがありますね。
薄い色は「純潔」という淡い花言葉なのに対し、
濃い色に「愛情」と付けるのはピッタリな感じがします。
黄色
意味:野生の美しさ
不思議なことに黄色いコスモスは、
人工的に作られた色の植物です。
にも関わらず、
普段見かける黄色のコスモスは、
自然に溶け込んでいますよね。
黒(黒みがかった赤)
意味:恋の終わり
唯一、悲しい意味ですね。
黒いコスモスは、
チョコレートコスモスと名付けられていて、
他のコスモスより見かける頻度が少ない種類です。
どれも同じ種類の花なのに、
これだけ幅を持った意味を持っているってすごいですね。
その年に感じている気持ちによって、
注目するコスモスの色を変えてみる、
というのも、
情緒があって良いのではないでしょうか。
間違っても、
新婚ホヤホヤの夫婦に黒コスモスを贈らないようにしましょう(笑)
身近にある綺麗な花
コスモスは、元々は南国のメキシコが原産ですが、
日本人の女性に恋をしたイタリアの教育者によって日本に輸入され、
そこから徐々に日本に浸透していき、 今ではすっかり日本でも定着しています。
コスモスの特徴の1つは、
身近に咲いていること。
こんなによくコスモスを見かけるのは、
多少日当たりや環境が良くなくても育つ植物だからであり、
そして、見て楽しめる綺麗な花として、
長く愛され続けてきたからでしょう。
外国種の花なんですけど、
そんな強く健気に咲き続ける様は、
なんだか日本人らしい花だと思います。
「秋桜」という漢字の当て方もピッタリですね。
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