ピアノの先生と相性が合わない時の対策を紹介

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ピアノを習うきっかけは人それぞれだと思います。
そして、何を目指すのかも人それぞれですね。

ピアノの先生といっても、やっぱり人ですからいろんな人がいます。
教える側も教わる側も人間として、相性が合う、合わないも当然あります。


趣味からピアノの先生になった、私ですが、
先生との相性について、
私なりに、私の実体験を交えて、考えてみたい
と思います。

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●相性が合わない時の対策


まずは体験レッスンで吟味しよう

ピアノを習うことは、
本格的にピアニストを目指す方や、音楽の勉強として…という方も多いと思います。
どの先生に教わるかで大きく将来も変わってくるといってもいいでしょう。


いい先生に教われば、必ずピアノが上手になる?のでしょうか?
ピアノが好き、嫌いも先生によって違ってくるのでしょうか?

ピアノの先生としては、ピアノが好きにさせる先生。そして上手にさせる先生がいい先生といえるでしょうか。



習う側としては、どうでしょう?
幼いお子さんの場合だと、親御さんの思いが大きいでしょう。

小さいうちから習っておかないと、他の子に遅れる、とか
なるべく、いい先生に習わせたい…とか…


もし、そういった思いだとしたら、
先生の経歴とか、
相性とか、
その先生に習っているほかの生徒さんのレベルとか…

すごく気になるのではないかな?と思います。



いろいろ検索してみると、やはり、ピアノの先生との相性がよくないことを気にしていらっしゃる方は多いです。

ただ、合わないと思っても、先生を変えるのは難しいというか、簡単にはできませんよね。
小さい子は、先生が変わることで戸惑う場合もあります。


まずは、習う前に体験レッスンなどで、ある程度、先生との相性を感じることとか、
その先生の発表会を見せてもらう
とかで、どんな先生か、他にどんな生徒さんがいらっしゃるかなど、など、知ることができ、オススメです。




自分に合った先生を考えてみる

でも、実際に習ってから気になることがある場合、どうすればいいのでしょう。

相性が悪いのでしょうか?相性…だけが問題なのでしょうか?

先生と、どんなところが合いませんか?

先生の指導が厳しすぎますか?難しいですか?
それとも、楽しくないですか?
先生が嫌いになってしまいましたか?

その他のことでしょうか?
教材のことや、時間的なことや、月謝のことなど?

そのことで先生や、他の人に相談してみましたか?

まさか、その問題を先生のせいにしていませんか?
もし、他の人と比べて、進まないと感じているとしたら、焦りもあるかと思います。
確かに、先生によっての違いは多少あります。


でも、
どんどん進む先生がいい先生とは限りません。


相性が合わないせいで、進まない、とか楽しくないと思うのであれば、
先生ももしかしたら、何かを感じているかもしれません。

自分で選んだ先生でも、先生との縁もあると思いますので、理由も言わずに
違う先生に変えてしまうのは、残念というか…悲しいですね。


さらにレベルアップを目指してということなら、きっと今習っている先生も
喜んで次の先生選びを応援してくれると思います。


どうでしょう?
先生としては、なんでも相談してもらった方が、嬉しいです。

理由として相性が合わないとハッキリ言われてしまうとショックかもしれませんが、
私としては、正直に思ったことを言ってほしいです。




先生を変えることで、よくなる場合ももちろん期待できます。
先生が変わって、新鮮な気持ちでピアノの意欲も増し、さらに上達できる場合も多いと思います。

先生の指導の仕方の違いも知ることができたり、グンとレベルを上げての挑戦ができることもあります。


前の先生の方がよかった、なんてことにもなるかもしれませんが、
先生と相談していたら、戻ることも可能ではないでしょうか?無理かな?


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●同じ状態を繰り返さないために

先生と相性が合わない、合わない…と、次々先生を変えてしまっては、いつまでも
同じことのくり返しになってしまいそうです。

レベルアップどころか、なかなか上達できなくなってしまうかもしれません。


そうならないためにも、
今の状況などを、先生に(先生が言いにくかったらほかの方に)相談してみてください。

先生を変える、以外にもほかに方法があるかもしれません。



私の経験談

私自身は、先生との相性がいいとか悪いとか…あまり考えたことがありませんでした。

子どもの頃、近所でもピアノを習っている子がいて、
ひとりは、毎日練習してもなかなか進まず、
もう一人は、いつの間にかずっと進んでいるようでした。


私はエレクトーンを習っていたので、進み具合はよくわからなかったのですが、
その2人を見て、先生の違い?なのかなと子どもながらに思っていました。


なかなか進まない子の先生は、やさしくて、丁寧にひとつひとつ進まれる指導法でした。

基本が大事って感じでしょうか?
ちなみにその先生に私は、エレクトーンを習っていました。



ずっと進んでいた子の先生は、直接見ていませんが、
生徒に対して厳しく、時には手を叩いたりしてよく叱る先生と聞きました。

どっちがいい?と聞かれても、今でも悩みますね。
結局、厳しかった先生に教わっていた子は、あまり続かず、やめてしまっていました。



私は、先生が結婚で辞められて、他の教室でグループレッスンに通うことにしました。

そこで初めて他の子と比べて、自分はあまり進んでなかったことを知りました。
グループレッスンでは同年代のお友達と一緒に同じ曲を練習します。


私は最初、ついて行くのがやっとだったので、がんばって練習しました。
なんとかついていけるようになって、楽しかったのを思い出します。


中学で、やめてしまいましたが、それまで習っていてよかったと思います。

最初の丁寧な先生にも、やさしく教えてくださり、続いたことが何よりだと思っています。
そのほかにもいくつか、違う先生に習いましたが、半年ほどで辞めてしまった先生もいます。
理由は…相性…ということにしておきます。


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恩師との出会い

19歳で憧れのピアノをはじめました。
きっかけは、いとこのピアノ発表会でした。

発表会でのピアノの先生の振る舞いや、言葉などに、何か心を動かされるものがありました。


その先生の発表会では、特に皆さんピアノが上手とかすごい生徒がいるとかではありません。
皆が、先生を慕い、堂々とのびのびとピアノを楽しんでいる感じがしました。


先生の人柄でしょうか。
19歳の私は、その先生にピアノを教わり、将来、こんな先生になりたい!
と本気で思いました。

私にとっては、それがまさに運命の出会いで、その先生に出会えたことで大きく人生を開くことができました。



私には相性というより、縁に導かれ、運命に導かれ、
自然にエレクトーンを習ったことも、ピアノに憧れたことも、
途中、やめていたことも、そしていとこの発表会でのことも、
そのおかげで、今の私がいる!と感謝しています。

たとえ、相性が気になって、やめたとしてもその経験も全く無駄ではないと思いたいですね。




●まとめ

ピアノを習うなら、いい先生に習いたいですよね。
世間的にはいい先生でも、相性が合わなければ、続かなかったり、楽しくなかったりしそうです。

相性だけが問題ではないかもしれません。
気になることは、先生やほかの人に相談してみてください。



相性が合わないからと、何も言わずに違う先生のところへ行ってしまうのは、
先生として残念です。

先生も人間ですから、
相談を受けて、改善してくれることもあるかもしれませんし、
次の先生探しを応援してくれるかもしれません。




新しい先生になると、小さいお子さんは戸惑うかもしれませんが、
気持ちも新たに、さらにがんばれるかもしれませんし、少しスタートからレベルを上げた挑戦ができるかもしれません。


新たな出会いに人生も大きく動き出す?かもしれませんね。

でも、たとえ相性が合わないと感じて、やめたとしても一度は縁した先生ですから
無駄だったと思わず、ひとつの経験だと思いたいです。


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